世界遺産登録を目指す「佐渡金銀山」に注目!
世界文化遺産への登録を目指しています!
日本海に浮かぶ島「佐渡」。その佐渡でまず思い浮かぶのが「金山・銀山」の遺跡です。相川地区にあるこの「佐渡金山・銀山」は、古くは江戸時代から1989年まで操業が続けられてきました。操業が停止されるまでは国内最大の金銀山として、トータルで78トンの金と2,330トンの銀が算出されました。江戸時代に徳川幕府の管理下で採掘から小判製造までの一連の作業が行われるようになってから、明治維新以降は西洋の最新技術の導入も行われ、日本の近代化に大きく貢献してきました。平成22年、「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」という名称で「世界遺産暫定リスト」に記載されたことをきっかけに、世界遺産への登録を目指しています。
※上の画像は「北沢浮遊選鉱場」の跡。日本で最初の金銀鉱石の「浮遊選鉱法」を採用し、昭和11年からの工事を経て建設された一大工場の跡地です。工場の完成後は5万トン以上の鉱石を処理し、その規模は「東洋一」とうたわれました。
約400年の歴史ロマンを楽しめます!
江戸時代から金銀山とともに発展を遂げてきた佐渡は、徳川幕府を支えた「天領のまち」として、歴史情緒あふれる街並みが残っています。金銀山の開発に伴って設置された奉行所を復元した「佐渡奉行所跡」跡や、採掘が盛んだった頃の繁華街「京町通り」など、江戸時代の歴史を感じさせてくれるスポットがいっぱい!江戸時代に金銀山が発見されて以降、各地から多くの人が移り住み栄華を極めたといわれる佐渡の町には、時代を経た今でも「レンガ塀」の通りや時を告げる「時鐘楼」等の趣ある風景が楽しめます。
※上の画像は「道遊の割戸」と呼ばれるスポット。江戸時代初期に人の手で掘り進められた「露頭掘」の跡で、山を斧で割ったように見えることからこのように呼ばれています。佐渡金銀山の象徴となっています。
佐渡には他にもレトロなスポットや歴史を感じられるスポットがいっぱい!ぜひ船&宿泊がセットになったツアープランでお出かけ下さい!