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スノーボード時代ですが…スキー発展の歴史を!

フジメイトトラベルブログ

スノーボード時代ですが…スキー発展の歴史を!

2017年11月16日 (木)

冬シーズンをこよなく愛する皆さま。今日は「スキーの発展」に注目してみたいと思います。さて、この「スキー」ですが、いつ頃から始まったのでしょうね?ご存知ですか?スキーの歴史は、人類の歴史と切っても切り離せないほどの関係を持っているようです。

「雪山の移動手段」から、楽しむスポーツへ!

スカンジナビア半島の遺跡に残されていた壁画には「スキーを履いた人」の姿が、なんと紀元前2500年前後に描かれていたようです。この時代のスキーは「かんじき」のようなもので雪の上の移動に便利なものとして使われていて、やがて2~3千年ほどかかって現在のようなスキー板へ進化!「スポーツとしてのスキー」「楽しむスキー」へと発展を遂げました。

かつての北欧で既に生活に密着していたスキーは、生活の一部として、また身近なものとして親しまれて進化していきます。北欧からヨーロッパ全域を席巻したバイキングは船で活躍していただけでなく、陸でも大活躍しており、なんと冬山を越える時にスキーを用いていたとも言われています。スキーの原形は、まさにそのような移動手段として重宝され発達してきたのです。その後、北欧で広まったスキーは18世紀頃に発展のピークを迎えました。

その後19世紀に入ると、スキーの利便性は北欧から雪のある世界各地へと広まっていきます。ちょうどこの時期、先進国の各国で雪山登山が人気になり、スキーも必需品としてニーズが高まってきました。この時期には、生活の必需品というより「スポーツ」の一部として根付きはじめたようです。

日本伝来!やはり最初は「移動手段」

日本に本格的にスキーが伝わってきたのもこの時期のこと。明治維新後の帝国陸軍は、このスキーを教練科目として取り入れました。その半面では、陸軍にとって雪山越えの必要に迫られることもあり、どちらかといえばスポーツとしてではなく、雪山での移動手段としてのスキーでもありました。今の山岳スキーに近いのかもしれませんね。

もちろん軍隊ですから荷物は少ない方がいいということで、当初は、スキー板も片足だけとか、ストック(つえ)も1本だったようです。次第に両足で履くスキー板を使うようになると、技術的にも進歩して、斜面では速いスピードでの移動が可能になり、急斜面でジグザグに降りたりしながら、スキーでの滑走を魅力に思う人が増えてきました。

また、この時代の軍人の大半は、常時従軍しているわけではない民たちでした。そのため、退役後に雪国出身の人々が帰郷した際、故郷の友達へ「スキー」を伝えたのでしょう。この「楽しいスキー」なるもが徐々に人気となって民衆に広がり、浸透していったのは当然の経緯かもしれません。また日露戦争後は、海外からもっと高度なスキー技術が伝えられ、スキー板や金具(ビィンデイング)や靴などが改良されるなど、スキー人気はさらに加速していきました。

近年の競技スキーの進化・スノーボード人気の高揚

一方、世界の中ではさかのぼること1769年に、世界最初の(お祭り的)スキー大会が開かれ、のちの1843年にはノルウェーでは競技会も開かれました。これが「競技スキー」の始まりといわれています。ひと昔前の競技スキーは、滑走を中心とした「アルペン」競技・ジャンプや走行がメインの「ノルディック」競技に分けられていましたが、近年は「モーグル」「フリースタイル」などに細分化して進化を遂げています。更には『スノーボード』の出現で、若者の人気はボードに向けられ、昨今のゲレンデは「スノーボーダー」が8割を占めるようになっています。

さらに、近年のウインタースポーツは多様化してきており、スキーやスケートだけではありませんね!?冬でも寒さを吹き飛ばし、屋外でしっかりと『ウィンタースポーツ』を楽しみましょう! フジメイトトラベルでは皆さんにリーズナブルでお気軽にスキー&スノーボードを楽しんでいただけるように、今冬シーズンも頑張りますよ!NEWプランも発表間近になりました、ご期待くださいませ!

 

みんなでルールやマナーを守って、スキー&スノボを楽しみましょう♪

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