1.富士スバルライン五合目 |
お昼前にバスで到着します。日本全国から登山客が集まる、富士登山のベース地です。この五合目の時点で標高は2,305m!少し小走りするとすぐに息が上がるのがわかります。こちらで登山準備をすると同時に、標高に慣れるために30分〜1時間ほどの小休憩を取ります。 |
要注目!「金剛杖(こんごうづえ)」
富士山五合目で販売されている、木製の杖です。登山時にはストックの代わりにもなります。登山途中の山小屋では、この金剛杖に記念の「焼印」を入れてくれるサービスもやってます(焼印1回200円)。記念を残したい方は、登山開始前にお買い求め下さい。 |
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2.いざ!登山に出発! |
登山準備を終えたら、いざ富士山へ向けて出発!ガイド/案内人付プランのお客様は、一通りガイドの自己紹介等が済んだら出発です。準備体操もお忘れなく…。 |
「専任ガイド」と「山小屋案内人」の違いって…?
「専任ガイド」とは、富士登山の経験や実績、知識が認められ、山小屋の推薦を得て富士吉田市に登録された有資格者です。「山小屋案内人」とは、「番頭さん」とも言われる山小屋で働くスタッフさんです。長く働いている方も多いので、知識はガイド並みに豊富です。 |
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3.登山道中 |
快晴時の富士山登山道は、右の画像のようなイメージです。樹木が生存できる「森林限界」の標高を超えているため、登山道に樹木はほとんど無く、天気が良いと山の上の方まで良く見渡せます。登っても登っても、なかなか上に近づいている感じがしないんですが…(笑)。先頭のガイドさんに付いて、ジグザグの山道をゆっくりゆっくりと登っていきます。 |
「登山道」と「下山道」は別になっています
スバルライン五合目からの登山は、登山道と下山道が別々になっています。下山道は途中で登山道と合流します。合流するまでは、基本的には登山道を逆走して下ることはできません。登山道と違って、下山道には山小屋が1軒もありません。 |
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4.途中の山小屋で休憩 |
七合目から先には、山小屋が点在しており、適宜小休憩を取ります。標高が高くなるにつれて、空気はどんどん薄くなっていきますから、小休憩の度に呼吸を整えましょう。金剛杖に焼印を入れてもらったり、水分補給やお菓子を食べたり…。景色が良ければ記念撮影もどうぞ。 |
山小屋で売ってるものは…?
山小屋では各種物販も行っています。どんな物が売っているのか、その一例をご案内。この他にも、山小屋ごとにアイテムを取り揃えています。
・各種飲料(水・清涼飲料水等) ・携帯用酸素 ・各種携帯食品 ・携帯カイロ
・カップ麺 ・甘酒やコーヒー等 ・チョコレート等のお菓子類 |
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5.仮眠の山小屋に到着!(七合目〜本八合目) |
ゆっくり歩いて約3〜7時間、仮眠・休憩の山小屋に到着します。お疲れ様でした!山小屋での夕食は、カレーライスなどのメニューが一般的です。別売りでカップ麺やあたたかい飲み物などもお召し上がりいただけます。山頂への登山のため、夕食後はゆっくりお休み下さい。 |
山小屋の雰囲気
基本的には男女相部屋でお休みいただきます。大変多くのお客様がいらっしゃるので、混雑時はスペースが狭くなることもあります。ホテルのようなゆったりした空間ではありませんが、元気なスタッフさんが運営する、山小屋独特の素朴な雰囲気をお楽しみ下さい。 |
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6.ご来光を目指して登山再開 |
頂上でのご来光を目指し、夜中の23:00〜2:00頃に山小屋を出発します。真っ暗な中を歩くので、懐中電灯は必須。頂上までは一本道をひたすら登ります。たくさんの方がライトをつけて登るので、登山道は一本の光の道のように見えます。頂上まであと少し…。 |
夜道の登山にはこれは必要です!「懐中電灯(ヘッドライト)」
真っ暗な夜の登山道では、当然街灯などはありません。必ず懐中電灯をご用意下さい。両手が自由に使えるように、頭につけるヘッドライトがオススメです。念のため、予備の乾電池も一緒に用意していただくと安心です。 |
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7.頂上に到着!夢にまで見たご来光が…! |
頂上付近まで来ると、東の空が徐々に明るくなってきます。頂上に到着したら、いよいよ日の出!東の空から太陽が昇り、皆さんを暖かな光が照らします。当然さえぎるものは何もないので、お天気さえ良ければ右の画像のようなご来光を拝むことができます! |
山頂って何があるの…?
登山道の終点が山頂エリアですが、そこは正式な最高地点ではありません。富士山の最高地点「剣が峰(標高3,776m)」に到達するためには、頂上の「お鉢」をぐるっと回る必要があります。お鉢巡りの途中には「山頂郵便局」があり、記念の手紙などを出すことができます(8月中旬頃まで)。また、山頂エリアにも山小屋があり、金剛杖への焼印も押してもらえます。焼印コンプリートを目指すには欠かせません! |
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8.五合目に無事下山!お疲れ様でした! |
頂上でご来光をお楽しみいただいた後は、下山道から下山します。下り坂が続くので、早い方は3時間弱で五合目に到着します。下山後は集合場所の施設前にある「下山者名簿」へのチェックをお忘れなく。お帰りバスの出発までは、昼食を食べたり着替えたりしながらお休み下さい。お疲れ様でした! |
下山道は分岐点に要注意!!
下山道はほぼ一本道ですが、途中の八合目「下江戸屋」付近に一か所だけ分岐点があり、ここで「吉田ルート(山梨県側)」と「須走ルート(静岡県側)」に分かれます。ツアーでは「吉田ルート(山梨県側)」を利用していますので、分岐点を左折して下山して下さい。万が一間違えてしまった場合は、お客様各自の実費にてお帰りいただくことになりますので、充分ご注意下さい! |
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